不惑わくわく日記

大阪でコンサートをあさっています。

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吉松隆のピアノ協奏曲

吉松隆の曲のCDは手に入る限りは手に入れているんですね、ぐすたふくん。これも、どちらかというと義務感、に駆られてという側面がないわけではない。コンサートーゴーアーになる、と決めた8年前、最初に現代曲初演に立ち会うことになったのが、関西フィルがやった「ケンタウルス・ユニット」。そこで初めて、僕はこの「吉松隆」という作曲家に出会い、こんな曲(ちょっと言い方は悪いですが)が「現代曲として存在しうる(いや、演奏されうる、と言った方がいいか?)」状況になったことに(久しくコンサートホールに足を運ばないうちに!!)、驚嘆したんですよ。

そこから、関西での吉松作品の演奏会には可能な限り足を運び、CDを買って既発表の曲にはなるたけ耳を通してきました。

ビートルズもさだまさしもそうだが(何に例えるんや(笑))、この人もやはり初期の曲が図抜けていい。だんだんと良くない、と思ってるは僕だけかしら。ただ、これら初期の曲には、どこか「死の匂い」が漂っていて、それが聴いていてつらく感じられることがある。その辛さに耐えられる精神状態の時には聴く気になれて、その「死の匂い」の上に漂う白い響きの美しさが心を打つのだけれども。

だから、実際に好んで聴く、となると中期の曲の方を手に取ることが多くなるんですよね。この人のCDの中ではタイトルに書いたピアノ協奏曲が含まれたCDを一番好んで聴くんです(交響曲では、4番のシンフォニーだけど・・・そういえば、似たところがありますね、この2曲)。確かに、このピアノ協奏曲にも「死の匂い」はまだ残っているのだが、それが雪のような氷のような空気の中に「腐臭」を昇華し消し去っていて、素直に胸に落ちるんですよ。この点、下敷きにしたと作曲家が公言している、モーツァルトの27番のコンチェルトとの類似性を濃厚に感じますね。そういう、「本歌取り」の効果もある、と思います。

ただ、このピアノ・コンチェルト、シンフォニーオーケストラをバックにする「協奏曲」ではない、ですね。極めて「パーソナル」な音楽で、むしろ小編成で、それこそ25人くらいのオケをバックに、100人足らずの聴衆を相手に奏されるのが相応しいような気がします。

出来ることなら、そんな演奏会が実現されて、その場に居合わせることができたならなあ。どこかやってくれないかしら?

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コメント


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ピアノ協奏曲未聴でした

ぐすたふさんこんばんは。吉松隆、僕も応援したい気持ちある作曲家です。4番の交響曲はほんとに名品ですね。ピアノ協奏曲は聴いたことありませんでした、これは聴くのが楽しみになりました。

じゃく | URL | 2010-10-18(Mon)02:21 [編集]


Re: ピアノ協奏曲未聴でした

じゃくさん、こんばんは。コメント恐縮です。

> ぐすたふさんこんばんは。吉松隆、僕も応援したい気持ちある作曲家です。4番の交響曲はほんとに名品ですね。

同感です。4番の再演、切に希望したいです。東京ではどうなのでしょう?

この曲も、中規模(センチュリーくらいがちょうどいいと思いますが、そのあたり如何でしょう?)のオケを響きのいいホール(これも、いずみホールがちょうどいい!!)で聴きたいです。

ぐすたふ369 | URL | 2010-10-18(Mon)20:28 [編集]


第四交響曲

>同感です。4番の再演、切に希望したいです。東京ではどうなのでしょう?

この曲、CDの解説によると、初演が2001年大阪ということですから、ということはぐすたふさんも初演には立ち会えていないんですね。僕も、この曲を生で聴いたことありません。というか、吉松さんのオーケストラ作品をコンサートで聴いたのは、今のところ今年1月の藤岡さんによる「鳥たちの時代」だけなんです。第四交響曲の東京初演がいつだったかもわからないんですが、もし今後演奏されることがあったら、この曲は是非ともききたいです。

>この曲も、中規模(センチュリーくらいがちょうどいいと思いますが、そのあたり如何でしょう?)のオケを響きのいいホール(これも、いずみホールがちょうどいい!!)で聴きたいです。

確かにこの曲、不思議な浮遊感があるというか、いい意味で軽く澄んだ響きなので、中規模のオケがとてもあいそうですね!いずみホールの響きのよさの評判はかねてから耳にしているのですが、まだ行ったことがありません。是非聴いてみたいホールです。

じゃく | URL | 2010-10-20(Wed)01:56 [編集]


Re: 第四交響曲

じゃくさん、ふたたびこんばんは。

> この曲、CDの解説によると、初演が2001年大阪ということですから、ということはぐすたふさんも初演には立ち会えていないんですね。

そうです、2001年は、私、試練のまっただ中でしたので。

>第四交響曲の東京初演がいつだったかもわからないんですが、もし今後演奏されることがあったら、この曲は是非ともききたいです。

もしかして、東京では演奏されたことがなかったりするのでしょうか?ここらへん、ご存じの方がいらっしゃったら、教えていただければうれしいなあ。

> 確かにこの曲、不思議な浮遊感があるというか、いい意味で軽く澄んだ響きなので、中規模のオケがとてもあいそうですね!

そうですね。それも、とても巧いオケ、がいいです(笑)。CDのBBCフィルもいい味を出していますが、東京ではどのオケが合うでしょうか。

東京出張のときに、そんな機会に出くわす・・・・夢のまた夢、かもしれませんね(笑)。

ぐすたふ369 | URL | 2010-10-20(Wed)23:29 [編集]


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