不惑わくわく日記

大阪でコンサートをあさっています。

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この演目でこれだけの人が集まるんだ・・・・おおさかクラシック第6日目

正直、びっくりですね。

大阪 大阪市中央公会堂中集会室
おおさかクラシック第74公演
大フィルアンサンブル(Cl:田本、Fg:宇賀神、Hr:藤原、Vn:横山、Va:吉田、Vc:石田、Cb:松村、Pf:浅川)
リース:八重奏曲

大体、こんな曲知ってます?リースと言う人、フルネームはフェルディナント・リースといって、ベートーヴェンの弟子のひとり。ベートーヴェンの伝記を執筆していることで名を知られていると思うのだが(少なくとも僕はこれしか知りませんでした)、大植さんの言によれば、お父さんが若いころのベートーヴェンの面倒を見てあげていた関係もあったとのこと。この曲の編成は、明らかにベートーヴェンの7重奏曲にピアノを足したもので、リースがベートーヴェンの編成にピアノを足したい!!という、たっての願いで作曲したらしい、ということでありました。

当然初めて聴く曲で、1楽章を聴く限りでは、ピアノが派手すぎてどうもバランスが悪いなあ、という感じだったのだが(ベートーヴェンのゼプテットも管と弦のバランスを取るのがどうにも難しいのだけれど、ピアノが加わるとさらに難しい)、2楽章が意外にいい曲で、この響きが中集会室の貴族的典雅な空間に広がると、えもいわれぬ優雅な気分になってしまいます。多分、おそらく、当時の貴族のこういう空間で演奏されるために作曲されたんだろうなあ、と実感するに十分な演奏。

軽快な3楽章はお約束のハッピーエンド、という感じで、気持ちが良かったです。アンコールも、後半部分を演奏してくださいました。

でも、ぐすたふくん、この公演はきっと入りは悪かろう、と思ってやってきたのに、なんのなんの。「こんなにたくさんのお客さんに入っていただきまして」というヴィオラの吉田さんの言葉通り、席は満席、立ち見まで出る始末。すごいなあ。

5年目の今回、不景気や暑さや台風などあって、入りについては若干心配などしていたのだが、杞憂の様ですね。

「明日が最後です!!」の声。明日はどうしようかなあ。大好きな中集会室、毎年1度はここに入りたい、と願っていたけれど、今日はそれも適ったしねえ・・・タネイエフなんて、だれも聴きに来ないんじゃないかしら?よし、これだけ行きましょうか??
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コメント


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ぐすたふさま こんばんは

たくさん行っておられるでは、あありませんか。

リースさん、知るも知らぬも、ベートーヴェンがナポレオンへの献呈を、怒ってとりやめた現場証人となっている方であります。

小林道夫さん企画の公演がびわ湖であった際、リースのヴァイオリン、チェロ、ピアノのトリオが出るのを知り、出かけてきいたことがありました。

その時

私「展開部に新しい旋律が出てきましたが、これはやはりベートーヴェンのエロイカなどの展開部から学んだのでしょうか」

小林さん「おそらくそうだと思います」

というような曲で、ベートーヴェン理解のためには、聞かねばならぬ人で、この公演も行くべきでありました。ああ後悔。

ところで21日の席の場所がきまりましたら、一応お知らせさせていただきたく存じます。どうぞよろしくお願いいたします。

古都百話 | URL | 2010-09-11(Sat)00:53 [編集]


Re: タイトルなし

京都百科さん、こんばんは。

> たくさん行っておられるでは、あありませんか。

すみません、行かないと行っておきながら。でも気になって、気になって。今年の阪神、絶対気にしない、見もしないと心に決めておきながら、ここにきて気になって気になって仕方がないのと一緒ですな。
>
> リースさん、知るも知らぬも、ベートーヴェンがナポレオンへの献呈を、怒ってとりやめた現場証人となっている方であります。

そうでした、そうでした!!でも、お世話になったお家の御子息を弟子に取るというエピソード、ベートーヴェンの意外な一面を知った思いで、へえ・へえ・へえ、でありましたね。だって、私だったら絶対嫌ですもん、そんな気を使うこと(笑)。

> 私「展開部に新しい旋律が出てきましたが、これはやはりベートーヴェンのエロイカなどの展開部から学んだのでしょうか」
> 小林さん「おそらくそうだと思います」
>
大植さんによれば、この曲の冒頭は明らかにべー1の開始から学んだもので、そのあとに入ってくるピアノのフレーズは、これも明らかに皇帝協奏曲の最初のカデンツァをまねたもの、ということでしたね。聴いていて悪くはないです、いや、むしろ良く出来ていると思いました。だから、この人、ベートーヴェンの「弟子」として、極めて優秀だったんじゃないかな、と思います。でも、歴史の中には残らなかった。じゃあ、このリースとベートーヴェンの間に厳然として存在する差とは一体何なのか・・・・そういうことに思いを致すこと、そして「ベートーヴェン」という存在の周囲に存在する作曲家について理解することで、「ベートーヴェン」とは一体何者なのか、ということがより見えてくるのかなあ、とも思いました。

まあ、こんなこと、京都百科さんに向かって、私がしゃべるなんておこがましい限りではありますが(笑)。お許しくださいませ。

> ところで21日の席の場所がきまりましたら、一応お知らせさせていただきたく存じます。どうぞよろしくお願いいたします。

ありがとうございます。メールをお送りしますので、一応お目通しください。

ぐすたふ369 | URL | 2010-09-11(Sat)19:32 [編集]


今年の大阪クラシック、公会堂公演のレベルはどれも高かったようですね。
土曜日、うちの母がいったのですが、めちゃくちゃ感動して帰ってきました。マイナーな曲だったけど、演奏者のレベルが高かったと。チェロの石田とフルートの井上さんに対しべた褒めでした。自分も最近、石田さん今まで以上に素敵な音を出しているような気がします。

話がかわりますが、大阪センチュリーの主席コントラバスの
奥田さん事故死されたそうです・・・
さきほどニュースで見ました・・・悲しすぎます。

けんちゃろ | URL | 2010-09-13(Mon)15:22 [編集]


Re: タイトルなし

けんちゃろさん、こんばんは。

> チェロの石田とフルートの井上さんに対しべた褒めでした。自分も最近、石田さん今まで以上に素敵な音を出しているような気がします。

そうですね、石田さん、年々進化されていますね。このことがわかるのも、大阪クラシックに継続して参加してこそ、という気がします。

> 話がかわりますが、大阪センチュリーの主席コントラバスの
> 奥田さん事故死されたそうです・・・
> さきほどニュースで見ました・・・悲しすぎます。

ええええええええーーーーーー!!!!!

・・・・・センチュリー、やっぱりなんか祟られてますね。お祓いした方がいいかも。

ぐすたふ369 | URL | 2010-09-13(Mon)22:31 [編集]


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