不惑わくわく日記

大阪でコンサートをあさっています。

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コミュニティ・コンサート、ですね。

去年はこすもすだけ行った、小さなコミュニティコンサートです。今年は、ふたりででかけました。

京都 某お寺の本堂(^^)
ヴィオラとピアノによるミニコンサート
ヴィオラ 安積宜輝・大槻桃子
ピアノ 安積伸子
バッハ:メヌエット(BWV.114/115/116)
ボアモルティエ:ソナタ
ライネッケ:幻想小曲集よりロマンス
メンデルスゾーン:歌の翼
バルトーク:44の二重奏から「マラマリシュの踊り」「悲嘆」「前奏とカノン」
ドビュッシー:月の光
フランク・ブリッジ:ラメント

お寺のお堂、本尊様の前の広間に座布団をひいて座り、演奏を聴くという、確か前に京都市内の寺院で長原君のカルテットでも同じようなコンサートがありましたっけ。

じつは、これ以外にも、「どんぐりころころ」と「ゆうやけこやけ」を同時に歌う、とか、みんなで「もみじ」をヴィオラオブリガートつきで歌うとか、いかにも小さなサロンコンサートならではのお楽しみもあって、それはそれで楽しかったんだけど、演奏自体もなかなかの聴きもの。

特筆すべきは、このなかで唯一、オリジナルからヴィオラ・デュオのために書かれたフランク・ブリッジの「ラメント」。このときの、ヴィオラの安積さんの迫力はちょっとこちらが気圧されるぐらいのもの。なかなかこのひと、コンサート・プロとしてはかなりのレヴェルの人、と聴きました。残念ながら、相方の大槻嬢の出来がそこまででなく(音の出だしの切れが、明らかに劣る)、このひたすら内面に向かおうとする渋い曲、もう少し厳しいところまでいけるかなあ、という感は無きにしも非ず。でもまあ、そこまでやると、コミュニティコンサートを逸脱してしまいますわな(笑)。逆にいえば、こんなコンサートにこんな曲を選んでくるあたりも、安積さんのアーティストとしての尖がり具合の証左でありましょう。

それと、やはりバルトークのデュオも出色。この曲、もともとヴァイオリンデュオのために書かれたもので、僕も楽譜を持っているのだが、実際のところここまでの曲とは知りませんでした(笑)。土着民謡の匂いと体臭、そしてモダンな響きを、ここまで切り詰めた編成と構成でやってのけれるものなんだ。これも、こんなコミュニティコンサートに持ってくるには先鋭的な選曲ではありますよね。

ヴィオラのお二人、兵庫PACオケのメンバーとのことだが、これからますます期待、ですね。こんな近所で、それこそ膝を突き合わせ、一級の音聴かせてもらえて、感謝であります。来年もまた、ご縁があれば。
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