不惑わくわく日記

大阪でコンサートをあさっています。

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MTT/SFSグラミー賞受賞記念

MTT/SFS、グラミー賞受賞、おめでとうございます。うれしいです、ホントに。

で、お祝いの気持ちを込めて、これまでのぐすたふくんの、MTT/SFSがらみの記事の一覧を作ってみました。
(何をやっとんねんな、という話がございますが)

http://gustav369.blog101.fc2.com/blog-entry-20.html
http://gustav369.blog101.fc2.com/blog-entry-11.html
http://plaza.rakuten.co.jp/gustav369/diary/200908290000/
http://plaza.rakuten.co.jp/gustav369/diary/200907270000/
http://plaza.rakuten.co.jp/gustav369/diary/200812130000/
http://plaza.rakuten.co.jp/gustav369/diary/200812100000/

あれえ、こんなもんだったっけ?

7番のCDのこと、確か、前の前の日記に書いてたんだよなあ・・・・もう無くなっちゃったもんなあ・・・・

でもって、今は無きODNマイページの記事の中からとってあったものをガサガサとさがして、わざわざ出してきました(これくらいしか見つけられなかった・・・)

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MTTのマラ9を聴く 2005年08月13日

今日は、前々から買おう買おうと思っていたのだが、梅田のワルティで3500円で出ていたのでMTT/SFSのマラ9を購入。

前にも書いたかもしれないが、このMTT/SFSのチクルス、SFSのプライベート盤で、メジャーなレーベルの販路には乗っていない。だから購入するには、SFSのサイトもしくはamazon.comから購入して輸入するか、それともたまにCDショップの輸入盤コーナーに出ているのを見つけて買うことになるのだが、本来30ドル前後の値段であるはずのこのCD、どういうわけかショップの輸入盤になると5000円を超える値段がつく(!!)。で、そんなもん買ってられるかということで、僕はこれまでネットで購入していた(それでもoverseaの船便で頼んで、着くのに3週間もかかって、しかも6ドルから7ドルの運搬費用がかかる。ま、これは他のCDとの抱き合わせをすれば薄まるわけだけど)。

ところが、ワルティではこのマラ9だけがどういう訳か3500円!!他の、3番や6番は5300円なのに・・・・一体どういうからくりになってるんだか?

で、はれて手に入れたこのCD、わくわくとかけてみたわけだけど・・・・

この振りからしてもうお察しのこととは思うが、今回はハズレです。こうしてみると、グラミー賞の審査員の耳も確かだなあと思う。だって、これまでこのコンビのマーラーは出た順に6番→1番→3番→4番→2番→9番と来ているが、6番と3番がグラミー賞を取っていて、確かに僕が聴いても、この二つが図抜けている。6番は憑かれたような一種往ってしまっているような演奏だし、3番はティルソン・トーマスの音画作家としての魅力が炸裂で、丁寧な造形が本当に魅力的。

対して、1番は1楽章は良いものの終楽章でSFSが息切れ、4番は平凡な演奏、2番は目論んだであろう仕掛けが不発、といった具合で、必ずしもみんな良い出来というわけではない。誤解無きように付け加えるが、演奏自体はどれも極めて立派なもので、とてもコンサートライブとは思えない。録音もどのCDをとっても秀逸の極み、ホールトーンの豊かさとダイナミクスレンジの広さには下を巻く。ただ、強いて言うのであればという感じである。

で、今回のハズレの評価も、相対的に見て・・・ということと思ってもらってかまわない。というより、今回もSFSの演奏は現在のマーラー演奏の水準を軽くクリアする素晴らしいもの。これに文句をいうのもはばかれるくらいなのだが・・・

ただ、今回は、ティルソン・トーマスのマーラーに見られる丁寧な造り込みが逆効果になってるような気がする。やっぱり、9番は一筋縄ではいきませんな。

とにかく、演奏時間が約90分と、おそらくは9番の演奏時間の中では最長でしょう。のべつまくなしに遅いわけではなく、それなりにメリハリをつけてはいるのだが、遅いところは本当に遅い。で、こういうところでティルソン・トーマスがやりたい音楽は充分に伝わってくるのだが、いかんせんSFSがついてこれない。やっぱり息切れしちゃってるんですよ。だから、大きな大きな一息でまくし立てなければならないところ(特に4楽章)で音がぶちぶちと切れてしまって、聴いているこっちの方が「おおおおお、大丈夫か、おおお、がんばれがんばれ」状態になってしまう。これは、もう仕方がないかなあ。もともと極めて機能的ではあるがそれほど重厚なサウンドではないこのオケにこれだけの音を出させようとする無理が解ってしまうんですよね。

また、2楽章と3楽章も丁寧に丁寧にとするあまり、この二つの楽章にある魔的な魅力が激減してしまう。一発ここではキレないと・・・と僕は思うのだが、ティルソン・トーマスはそこまでやるには理知的に過ぎるのかもしれないなあ。

だから、全体を聴き通した感想としては、熱演ではあるが「熱演」とこちらが認識するに留まる、という感じである。9番はやっぱり(僕にとっても、そしてそれ自体の価値としても)特別な曲で、大脳皮質であれやこれや思えているような演奏は大したことがないんですよ。脳をすっ飛ばして、意識下に(もっと言えば魂にまで)直接入り込んでくるような演奏でなければ、マラ9の名演とは言えないでしょう(うううむ、そこまで言うか)。

で、あと5番と7番と8番がのこったこのシリーズ。7番はすでに録音済みとのこと。案外、7番が良いかもしれないなあ。8番も期待大。でも5番は、ここまでの流れをみるとはずれる可能性が大きいんじゃなかろうか(何となく)。

もし、この日記を見て興味を持たれたら、是非とも聴いてみてください。そして、感想など聞かせて頂ければ・・・・いろいろ批判めいたことも書きましたが、おそらく現在進行中のマーラーチクルスとしてはアバドのものと双璧のシリーズでしょう。21世紀最初のマーラーチクルスとしても、そして今最も旬のコンビによる記念すべき録音としても、充分すぎる価値のある演奏だとは思います。

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ティルソン・トーマスのマーラー最新盤がサンフランシスコから届く 2005年11月05日

実は、もうずいぶんと前に着いていたのだけれど、全部を通して聴いたのが最近になってからになってしまったので・・・・本年10月10日過ぎに発売されたばかりの、ティルソン・トーマス&サンフランシスコ響のマーラーチクルス最新盤、7番です。待ちきれずに、SFSストアに注文して送ってもらった次第。

まず、CD1枚に収まっていることに驚く。そして、聴いてみてまたびっくり。これはまあ、なんて言うか・・・いままでの、遅い遅いマーラーを予想していた僕には衝撃的でしたね。両端楽章のなんて早いこと早いこと!!

ティルソン・トーマス、7番は昔から得意だったというのはいろいろと噂では聞いていたものの、ここまでとは・・・とにかく、まあ、これまでの彼のマーラーの交響曲のなかでは最も破天荒というかハチャメチャというか・・・個性的きわまりない演奏です。

とにかく、鳴らす鳴らす、歌う歌う、その一方、飛ばすとばす、かと思えば、突如粘る粘る、止まる止まる・・・・いやあ、その指揮についていくサンフランシスコ響の巧さにも舌を巻きます。

ここまでのチクルスでは、ティルソン・トーマスの要求に息切れする場面も多々見られたこのオケ、この曲では、本来の高機能性を存分に発揮して、うまいのなんの・・・水を得た魚のよう、という表現がぴったりですね。

ある意味、6番や3番とは対極の意味で、ベストの演奏じゃないかしら??これがグラミー賞をとったら、さすがグラミー賞、はずしませんねええと改めて感心すると思うが、さああ、どうなりますやら。

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以上、すべて原文のまま。いま読み返してみても、7番の文章は、面白いですね(笑)

でもまあ、こんなところにひそかに応援している不惑のおじさんがいる、ということ、海の向こうにちょっとだけ、届けばいいなあ、などと思ったりするのでありました。


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