不惑わくわく日記

大阪でコンサートをあさっています。

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上質な演奏会・・・僕たちは、ここまでやってきた・・・大フィル定期

新しいブログになって、どうも今一つなれないですが・・・

大阪 ザ・シンフォニーホール
大フィル第432回定期演奏会
大植英次指揮 大阪フィルハーモニー交響楽団
チェロ独奏 ピーター・ウィスペルウェイ
テノール 五郎部俊朗
バリトン サイモン・ポーリー
ソプラノ シモーナ・サトゥロヴァ
大阪フィルハーモニー合唱団・すみよし少年少女合唱団
ハイドン:チェロ協奏曲第1番ハ長調
オルフ:カルミナ・ブラーナ

実に、質の高い演奏会。僕たちは、ここまでやってこれたんだ。

正直にいえば、ハイドンは前座にすぎないと思っていたんです。ところが、ところが・・・・こんな上質な演奏が聴けるとは。

ソリストがまず、秀逸。モダンの楽器を使って、まるでバロック・チェロのような音色。ハイドンのこの曲、バロック後期と言って差し支えのない曲なのだけれど、それをそれにふさわしい「様式感」の横溢した涼しげな演奏で通したのには、脱帽。また、バックでつける大フィルも、それに相応しいサウンド(ピリオドライクなアプローチ、ですよね)で応え、実はすごいものを聞いたのではないか、と休憩時間、何度も反芻しておりました。こういうヨーロッパでは最先端の演奏、大阪で聴ける、素晴らしいことですよね。アンコールのバッハの無伴奏(6番と1番からの2曲だったけど)も、涼やかですーっと伸びる極めて耳触りのいい演奏・・・・このソリストもまた、只者ではない、と思い知った次第。

カルミナ・ブラーナは、まず男声合唱の秀逸さに一票。この曲、非常に男声陣につらい、と思うのだが、ここまでの合唱が聴けるとは、正直予想してなかったです。特に、第2部、男声合唱のみになるところの繊細な表現など、これはかなりの年期と練習が必要と思われ、ここまでもってきた関係者の努力に頭の下がる思いです。

ソロでは、ソプラノの表現力にはまいりましたですね。バリトンがもう一声、力強さがほしいかな。テナーの五郎部さん、出番は1か所のみで、このためだけ(10分もないかもしれない出番)にこんな人呼んできていいの?と、正直、心配になってました(笑)。

通して聴いてみると、カオスになって収拾がつかなくなってもしかたのないようなこの難曲、ここまで通ったサウンドで聴かせてもらえたのには、正直びっくりしました。

策士大植の仕掛けも炸裂、「ブランツフェロールとヘレナ」が大合唱で歌いあげられた時の法悦感には背筋がさむくなったし、そのあと引き続き沸き起こる「おお運命の女神よ」の地響きをたてる量感・質感にはただただ感嘆する以外ないです。

今日の演奏、どこに出しても1級のそれではないか、というのが一番でありますね。


ただ、大植さんが、この曲を選んだのは、なぜか?逆にそのことが知りたいです。


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