不惑わくわく日記

大阪でコンサートをあさっています。

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渋いけど・・・大フィル定期

こういう演奏会が、粛々と、そして連綿と為されていくことが、本当に成熟した都市、というものなのかもしれない。

大阪 ザ・シンフォニーホール
大フィル第456回定期演奏会
大山平一郎指揮 大阪フィルハーモニー交響楽団
ピアノ独奏 野平一郎
ウェーバー:歌劇 「オベロン」 序曲
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第4番 ト長調 作品58
シューマン:交響曲 第3番 変ホ長調 「ライン」 作品97

大山さんの指揮ぶりを見るたびに、この指揮のどこからここまでの音が紡がれてくるのだろう、と正直思ってしまいます。

今日の演奏会で言うなら、ウェーバーとシューマンでそれが顕著。この人の指揮でドイツ物を聴くと、オーケストラというものは、やはり弦の響きがすべてだ、と思わされてしまう。そして、それは、実に周到に細部に施された細やかな気配り、そして絶妙の塩梅で配されたアゴーギグによるもの、であることはあきらか。

ぐすたふくん、今日はただただ、大フィルの弦の響きの美しさ、その表現力に魅了された、と言っていいです。それを引き出してくる大山平一郎の魔術、それがどの辺にあるのか、その秘密、機会があるならば、リハーサルから接してみたいものでありまする。

ただその一方で、4番のコンチェルトにおける野平さんのピアニズムには、残念ながらぐすたふくんはがっかりした、という言葉を送らざるを得ないです。そりゃ、圧倒的なヴィルトゥオジシティや華やかな演奏効果は望まないけれど、何とも中途半端な独り言のようなもごもごしたピアノで、聴いていて楽しいものではなかった。それをして、孤高のピアニズムとして讃える人がいたとしても反対する気持ちは無いけれど、ちょっとね、というのが正直なところです。

渋い演奏会、でも満足すべき演奏会、でした。大山平一郎、というマエストロに拍手。
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