不惑わくわく日記

大阪でコンサートをあさっています。

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今季のセンチュリーのベスト

巧い。

大阪 ザ・シンフォニーホール
センチュリー第167回定期演奏会
沼尻竜典指揮 日本センチュリー交響楽団
第1ピアノ 児玉麻里
第2ピアノ 児玉桃
プーランク:2台のピアノと管弦楽のための協奏曲二短調
バンテュス:シネマ・ラプソディー(2台のピアノのための協奏曲)世界初演
ショスタコーヴィチ:交響曲第6番ロ短調作品54

一言・・・こういうプログラムで、こういうセンチュリーの演奏をもっと聴きたかったなあ。今日ほどそのことを思った日はない。

プーランクのなんと「見事」なことか。軽妙、華麗、エンターテイメントの極致。この曲ほど、もたもたしていたら無様なものはない。児玉姉妹のあっけにとられるほどの名技に、さらにあっけにとられるほどの名技で応える、大阪が誇る高機能オケの面目躍如。この絢爛たる音、その遊戯性、そしてその愉悦。

バンテュスの新作は、映画音楽にインスピレーションを求めた、最近のポピュラー音楽の流入顕著な「ネオ・ロマンチシズム」の非シリアス現代音楽。ジャズあり、歌謡曲ありのエンターテイメント作品だが、プーランクと並べてしまうと、同じようにポピュラー音楽が流入したエンターテイメント作品とは言っても、その出来の差は一目瞭然。はっきりいって全然記憶に残らない作品ですね。大体、二台のピアノが必要だったんだろうか。おそらくは、作曲者、当然のことながらプーランクの曲のことは知っていて、それに挑戦してみたんだろうけれど、ぐすたふくんには少なくとも不評です。世界初演だというのに作曲者本人も会場に姿なく、その点でも印象悪し。でも演奏は素敵なもの。

そして後半、ショス6もまた見事の一言。この曲、1楽章をどれだけシリアスに演奏できるか、そして3楽章をどれだけばかばかしく、しかも唖然とするくらいさああああっと巧くやれるか、にかかっているのだが、そのどちらも十二分な出来。1楽章の冷涼な肌触りといい、3楽章のドンチャン騒ぎといい、これこれ、これでなくっちゃ、であります。センチュリーの木管の巧さ、今日の演奏を聴く限りでは、この間のパリ管にもひけをとらないですよ、マジで。ストリングセクションも、びちっとアンサンブル決めて、カッコイイのなんの。

この曲、藤岡さんと関フィルで一度聴いている。それはそれで、関フィルの技術の至らなさを藤岡さんの思い入れが上回った名演だったが、そんなものがアマチュアのそれに思えてしまうような演奏でしたね。

見よ、これぞ、センチュリー・オーケストラ・・・・聴衆諸兄、喝采したまえ。
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コメント


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ぐすたふさん

ご無沙汰しております。

自分も,有給とっていってきました。

それにしてもすばらしい演奏でしたね。
沼尻さんのタコは以前11番を聞いてものすごく
感動したのを覚えています。今回もあの感動をもう一度
と目論んでいってまいりましたが,ほんと見事の
ひとことでした。一緒に行った方は京響ファンでしたが
すっかり魅了されてしまったようです。

センチュリーは沼尻さんとの相性が抜群と思います。
次期監督は是非と声を大にしていいたいですね。

来期は,音楽監督のタコ10ですね・・・
残念ですね・・・沼尻さんならよかったのに・・・
と思ってしまうのは自分だけでしょうか。

けんちゃろ | URL | 2011-12-13(Tue)19:38 [編集]


Re: タイトルなし

けんちゃろさん、こちらこそご無沙汰しております。

> センチュリーは沼尻さんとの相性が抜群と思います。
> 次期監督は是非と声を大にしていいたいですね。

同感です・・・が、次があるのかどうか。

> 来期は,音楽監督のタコ10ですね・・・
> 残念ですね・・・沼尻さんならよかったのに・・・
> と思ってしまうのは自分だけでしょうか。

私もそう思います(笑)。

来季は、会員をやめましたので、沼尻君の回だけセレクトしていこうと思っています。

ぐすたふ369 | URL | 2011-12-13(Tue)22:07 [編集]


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