不惑わくわく日記

大阪でコンサートをあさっています。

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今年最後のコンサート

さてさて、今年もオオトリのコンサートとなりました。

京都 コンサートホール
京響特別演奏会
井上道義指揮 京都市交響楽団
ペンデレツキ:広島の犠牲者への哀歌
ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調「合唱付き」

ペンデレツキ、久しぶりに聴いたけれど、この曲、実際の音より楽譜を見てる方が面白い(笑)。今回も、3階のバルコニーから楽譜が見える位置で聴かせてもらったのがよかったかなあ。最後の最後、すべてのパートの楽譜が真っ黒に塗りつぶされる瞬間が出現するのだが、そこに向かって空間に音を散らしていく、というのがこの曲の趣向で、そこまでをどう演出するかにかかっている。ミッキーの獅子奮迅の指揮が実に「見もの」でありました。

第9ですが・・・・極論すれば、4楽章の最後、プレストの追い込みからアダージョの合唱へのつながり、ここがすべてだった、といってもいいと思う。圧巻のティンパニが猛然と鞭を入れるものすごい速さのプレスト(ヴァイオリン群の必死の形相!!)、そこから極端にテンポを落とした(ここまでの落差は、今まで聴いたことがあったかどうか)アダージョに突入した瞬間、慰撫するかのような合唱がそれこそ「空から降って」来る!!ここで、まるで天使ガブリエルの降臨を感じたのは、的外れではありますまい。そして、そのあと再度プレストに突入してからの突進性・エナジー、もうこれはミッキーならでは、でありますね。「精霊の乱舞」というに、躊躇のない音楽。

ただ、他の部分では、やはり京響弦セクションの響きの薄さにうううう・・・と思うところ多数。やっぱり物足りないんですよ。もっと分厚い響きもほしい、上質のカシミアのような触感もほしい。頑張ってはいるけれども、量感・質感ともに、「違う」「足りない」んですよね。ミッキーの棒もまた、弦セクションからこういう音を引き出すには何かが欠けているんだろうなあ・・・・かつて、ボッセ翁が引き出して見せた音を現出させるのには。

一方で、さっきも書いたが、横に並んだティンパニとペットが秀逸。ここが、がしっと一本の筋を通すので、音楽が「ぶれない」。これがあるのが、京響の美点。そして、フルートの美しさも今日はいつも以上。これを聴きに来ても、損はないです。

まあ、通して聴けば、「終わりよければすべてよし」。僕の今年も「終わりよければすべてよし」。コンサートの後も、あっと驚く展開があったし・・・(笑)。

みなさん、また来年です。よいお年を。
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コメント


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今年最後の演奏会

僕は、12月29日の「第九シンフォニーの夕べ」が、

今年最後の演奏会でした。 

http://hccweb6.bai.ne.jp/waiwai/concert2009.htm

わいわい | URL | 2009-12-30(Wed)22:23 [編集]


返信

わいわいさん、お久しぶりです。記事、拝見しました。

おっしゃるように、大フィルの第9は、演奏会というより「年中行事」。その意味で、やはりフェスがいいですね。

また、大阪の年中行事が中之島で復活するまで、後しばらく、わくわくと待つことといたしましょうか?

ぐすたふ | URL | 2009-12-30(Wed)22:55 [編集]


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