不惑わくわく日記

大阪でコンサートをあさっています。

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今季一番の掘り出し物・・・センチュリー定期

センチュリーって、なんでこんなにいい指揮者ばっかり引っ張ってこれるんだろうなあ。

大阪 ザ・シンフォニーホール
センチュリー第165回定期演奏会
ガエターノ・デスピノーザ指揮 日本センチュリー交響楽団
ピアノ独奏 小川典子
ドビュッシー:交響組曲「春」
モーツァルト:ピアノ協奏曲第26番ニ長調K.537「戴冠式」
レスピーギ:交響詩「ローマの松」

実は、もともと行く予定の無かったコンサート。母親が行く予定が、急に旅行に行くことになって、僕にチケットが回ってきたのだが・・・だから、とっても掘り出し物感が満載。

最初の「春」からして、ほとんど斜めに構えていたぐすたふくん、この指揮者の非凡さに思わず身を起こしましたもの。いつも思うのだが、フランスものから香り立つような音を引き出すことのできる指揮者と出来ない指揮者がいる、という厳然とした事実があって、この指揮者は、それが出来るんですよね。何とも素敵な音。

そして、モーツァルトでは打って変わってバロックティンパニを効果的に使って引き締まった音像を聴かせ、ドビュッシーとの対照を見せるかと思えば、明瞭な響きの中に実は近親性があることも同時に聴かせて見せる。いやいや、大したもんです。ソロの小川嬢も、注意深く音価をそろえることで、モダンピアノからクラブサンのような音を心地よく響かせていて(これまでこの人から聴いてきたロマン派協奏曲とは明らかに一線を画する弾き方!)、これもまた気持ちのいい演奏でした。

そして、早めのテンポで通した「松」も、オーソドックスなアプローチから絢爛たる演奏効果を引き出したように見えながら(アッピア街道の松での、指揮台上での飛んだり跳ねたりなんか、バーンスタインばりだけれど)、その実驚くぐらい響きは整理されていて、実に綺麗に鳴っていたりするんですよね。だから、決して食傷気味にならない。

今日はひとえにこの指揮者の才能、そしてその音を楽しませてもらって、「良い演奏会」。プログラムノートによれば、なんとまだ33歳!!デスピノーザ、憶えておくべき、でしょうね。
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